田園調布ピアノクラブ公式HP
- ホーム >
- ブログ >
- ピアノの練習時間について
ピアノの練習時間について
2019/3/13
(記:門叶)
みなさんはピアノの練習時間、どれくらい確保できていますか?
働いている人であれば仕事から帰ってきた後、
子育てや家事がある主婦(夫)の方であれば、その合間に。
ピアノは一日何時間練習すればよいのでしょうか。
プロの方に伺うと意外に「ただ長く練習すれば良いわけではない」との回答をよく見かけます。長時間弾くと耳が自分の音に慣れてしまうという話も聞きます。
ただ、やはり素人からすると上達度は練習量に比例するような気もします。
私はアコーディオンもやるのですが、「毎日」5分でもいいので触ることが上達への道だそうです。アコーディオンは左手のボタンが多く、感覚が鈍ると隣のボタンを押してしまうのです。
ピアノも同じように、毎日弾くことがまず最低限。仕事で疲れても、子育てや家事で疲れていても「まずピアノの前に座る!」
でもこの記事を読んでくださる方の中には、「ピアノを弾くとどんな辛いことや疲れも吹き飛んでしまう」という方がいらっしゃると思います。
私もそうなのですが、これは不思議ですよね。自分で弾いた曲によって自分が癒される。
こんなに安上がりな趣味は楽器以外に他にあるのでしょうか。いつもそう思っています。
逆にピアノの練習が嫌いという方もいらっしゃいます。モチベーションはどこにあるのでしょうか。暗い曲を弾いてカタルシスを感じること?
ピアノの練習がつらいと感じる時期は誰にでもあったと思います。そして今まさに「つらい」という方も大勢いらっしゃると思います。
伸びている時期ということですね。なんでもそうですが、「つらい時期」がないと成長できません。毎日楽しいだけでも成長は見込めません。
そういった意味でもピアノは色々なことを教えてくれます。
私はいつか初心者向けのピアノの先生もしてみたいと考えていますが、ピアノの練習(うまく弾けないところを何度も練習して弾けるようにする)を通して得る喜び、つらさは、体験のしがいがあるものだと思います。
よく「中学で(受験で)やめてしまった」「高校でやめてしまった」という話を聞きますが、いつも本当にもったいないと感じています。
ぜひ今ピアノを友達と思っていらっしゃるみなさん、やめようかなと考えている方、一生楽しめる趣味として、継続してほしいと思います。
大してうまくないにもかかわらず偉そうなことを書いていますが、私もピアノが友達♪のうちの一人です。
田園調布ピアノクラブの活動でぜひお会いしましょう!